かつおの星子焼き

連載日本の食生活全集

2020年09月01日

聞き書 宮城の食事 三陸南海岸の食より

三角形のかつおの星子(心臓)を切り開いて血をしぼり、水洗いする。水を切って竹串にさし、塩をふって炭火でこんがりと焼いて食べる。すずめの焼き鳥と、味、香り、色がよく似ている。独特の歯ごたえがある。

 

出典:竹内利美 他. 日本の食生活全集 4巻『聞き書 宮城の食事』. 農山漁村文化協会, 1990, p.146-146

関連書籍詳細

日本の食生活全集4『聞き書 宮城の食事』

竹内利美 他編
定価3,038円 (税込)
ISBN:9784540890062
発行日:1990/02
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5 384頁

米どころ宮城は旧伊達藩以来の米どころで、もちの多彩な食べ方を誇る。三陸海岸では四季いろいろな魚貝がとれ、浜の人たちだけでなく、内陸の人々の食膳もにぎわす。
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