聞き書 千葉の食事 房州海岸の食より
生のくじらを薄く切って塩をし、一日ぐらい干したもの、つまりくじらの干ものをたれという。
あぶりこで一あぶりして、手でちぎって食べるが、焼きすぎないことがうまく食べるためのこつである。ごはんのおかずにもなるが、酒のさかなには最高で、食べつけた人はこんなうまいものはないという。
出典:高橋在久 他. 日本の食生活全集 12巻『聞き書 千葉の食事』. 農山漁村文化協会, 1989, p.83-83
2020年09月08日
聞き書 千葉の食事 房州海岸の食より
生のくじらを薄く切って塩をし、一日ぐらい干したもの、つまりくじらの干ものをたれという。
あぶりこで一あぶりして、手でちぎって食べるが、焼きすぎないことがうまく食べるためのこつである。ごはんのおかずにもなるが、酒のさかなには最高で、食べつけた人はこんなうまいものはないという。
出典:高橋在久 他. 日本の食生活全集 12巻『聞き書 千葉の食事』. 農山漁村文化協会, 1989, p.83-83
日本の食生活全集12『聞き書 千葉の食事』
高橋在久 他編
定価3,038円 (税込)
ISBN:9784540890024
発行日:1989/06
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5 384頁
黒潮が打ち寄せる房総半島は日本でも屈指の好漁場。いわし・かつおに代表される海の幸と利根川の魚、台地の作物が食膳にのぼる。太巻ずしはこの地の伝統食。女性が築いた食の営みを記録する。
田舎の本屋で購入