聞き書 富山の食事 新川魚津の食より
おきのじょろうはうろこと内臓をとり、竹串に四、五ひきさして両面をこんがり焼く。味噌に砂糖、酒を混ぜ、火にかけて甘味噌をつくる。焼きあがった魚の上に、とろみのついた甘味噌をかけてさっと焼き、温かいうちに食べる。
おいしくて焼くのが間にあわないほど、食の進むおかずである。
出典:堀田良 他. 日本の食生活全集 16巻『聞き書 富山の食事』. 農山漁村文化協会, 1989, p.257-257
2020年11月12日
聞き書 富山の食事 新川魚津の食より
おきのじょろうはうろこと内臓をとり、竹串に四、五ひきさして両面をこんがり焼く。味噌に砂糖、酒を混ぜ、火にかけて甘味噌をつくる。焼きあがった魚の上に、とろみのついた甘味噌をかけてさっと焼き、温かいうちに食べる。
おいしくて焼くのが間にあわないほど、食の進むおかずである。
出典:堀田良 他. 日本の食生活全集 16巻『聞き書 富山の食事』. 農山漁村文化協会, 1989, p.257-257
日本の食生活全集16『聞き書 富山の食事』
堀田良 他編
定価3,038円 (税込)
ISBN:9784540890048
発行日:1989/10
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5 376頁
蜃気楼があらわれ、ほたるいかが群遊する富山湾は地元の人たちの魚溜め。立山から発する水が開いた平野は富山の人たちの米びつ。生きのいい魚と米と水がつくる富山の食。
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