聞き書 栃木の食事 八溝山地(馬頭)の食より
■おゆはん―麦飯、野菜のてんぷら、白菜漬、味噌汁
秋の夜にはたっぷりある野菜を利用して、ねぎ、にんじん、ごぼう、さつまいも、かぼちゃ、終わりなすなどのてんぷらを揚げることが多い。ごはんが足りないときは、味噌汁に水溶きの小麦粉を入れたはっとう汁をつくったり、うどんをゆでたりする。
写真:秋のおゆはん
上:野菜のてんぷら、白菜の漬物/下:麦飯、いもがら汁
出典:君塚正義 他. 日本の食生活全集 9巻『聞き書 栃木の食事』. 農山漁村文化協会, 1988, p.216-216