裏の畑の夏野菜でお膳はにぎやか――日常の食生活

連載日本の食生活全集

2023年07月04日

聞き書 神奈川の食事 相模川流域の食より

朝飯――麦飯、だんご、たまねぎとずいきの味噌汁、味噌漬、梅干し
朝づくり(朝飯前の仕事)に、土手や畦畔の草刈りをする。草は牛の餌にしたり、堆肥にする。
このころの米の補いには、くず米の粉のだんごやさつまの粉のだんごを食べる。きな粉をまぶしたり、醤油と砂糖でいびって食べる。残ればお茶うけにする。
夏の味噌汁の実には、なすやたまねぎ、ずいき、いんげんなどをよく入れる。

写真:夏の朝飯
上:米の粉だんご(きな粉だんご、いびりだんご)/下:麦飯、たまねぎとずいきの味噌汁

 

出典:遠藤登 他編. 日本の食生活全集 14巻『聞き書 神奈川の食事』. 農山漁村文化協会, 1992, p.187-188

関連書籍詳細

日本の食生活全集14『聞き書 神奈川の食事』

遠藤登 他編
定価3,850円 (税込)
ISBN:9784540920028
発行日:1992/7
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5上製 384頁

和洋中が勢揃いの横浜のハイカラ料理、古都鎌倉の伝統食から、相模野の恵み、山・川・海の幸を集めた県内各地の素朴な郷土料理まで、地元のお年寄りからの聞き書きをもとに再現。写真つきで記録。
田舎の本屋で購入

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