炊きごみや汁かけ飯で寒さをしのぐ――日常の食生活

連載日本の食生活全集

2024年02月09日

聞き書 愛媛食事 道後平野(重信)の食より

昼飯
朝の残りの麦飯にひじきの煮もの、いりこ(煮干し)に醤油の実を添えたもの、こんこ(たくあん)、お葉漬などで食べる。

写真:冬の昼食
膳内:麦飯、ひじきの煮もの、いりこと醤油の実/膳外:醤油豆、こんこ

 

出典: 森正史 他編. 日本の食生活全集 38巻『聞き書 愛媛の食事』. 農山漁村文化協会, 1988, p.206-208

関連書籍詳細

日本の食生活全集38『聞き書 愛媛の食事』

森正史 他編
定価3,850円 (税込)
ISBN:9784540880452
発行日: 1988/12
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5上製 384頁

魚あふれる瀬戸内、宇和の海。春はいだが川面をさかだて夏はあゆが水底に踊る肱川。五穀ゆたかな山間の田畑。海、山、川、平野の四季の移ろいと暮らし、食をつぶさに描く。
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