聞き書 長野の食事 諏訪盆地の食より
枝豆のとれる時期につくるもちである。うる米三に、もち米七の割合で炊き、熱いうちにすりこぎで軽くつぶす。枝豆三合はゆでて、さやから豆を出し、すり鉢でよくすりつぶし、塩を少しと砂糖三勺くらいを加える。水を少し入れてゆるめ、のた(ぬた)をつくる。おわんにのたを少し入れ、つぶしたごはんを入れ、上にもかけて食べる。
出典:向山雅重 他. 日本の食生活全集 20巻『聞き書 長野の食事』. 農山漁村文化協会, 1986, p.153-153
2020年09月10日
聞き書 長野の食事 諏訪盆地の食より
枝豆のとれる時期につくるもちである。うる米三に、もち米七の割合で炊き、熱いうちにすりこぎで軽くつぶす。枝豆三合はゆでて、さやから豆を出し、すり鉢でよくすりつぶし、塩を少しと砂糖三勺くらいを加える。水を少し入れてゆるめ、のた(ぬた)をつくる。おわんにのたを少し入れ、つぶしたごはんを入れ、上にもかけて食べる。
出典:向山雅重 他. 日本の食生活全集 20巻『聞き書 長野の食事』. 農山漁村文化協会, 1986, p.153-153
日本の食生活全集20『聞き書 長野の食事』
向山雅重 他編
定価3,038円 (税込)
ISBN:9784540860768
発行日:1986/12
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5 384頁
十州に境を連ねる信州の山と川、四つの平の恵みを生かしきる女の技を収録。木曽のすんき漬、東信の野沢菜漬、中信の稲扱菜など、特徴ある野菜がいっぱい。海こそなけれよろず足らわぬことなき暮らしと食を聞書きする。
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