どんこのたたき

連載日本の食生活全集

2020年10月22日

聞き書 宮城の食事 三陸南海岸の食より

皮をはぎ、頭と内臓、中骨をとる。小さいものは中骨をとらなくてもよい。身、きも、味噌、にんにく、さんしょうの実も一緒にして包丁でていねいにたたく。脂こくておいしいが、見た目が悪いので、はじめての人は食いしぶる。

写真:どんことどんこのたたき

 

出典:竹内利美 他. 日本の食生活全集 4巻『聞き書 宮城の食事』. 農山漁村文化協会, 1990, p.149-149

 

関連書籍詳細

日本の食生活全集4『聞き書 宮城の食事』

竹内利美 他編
定価3,038円 (税込)
ISBN:9784540890062
発行日:1990/02
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5 384頁

米どころ宮城は旧伊達藩以来の米どころで、もちの多彩な食べ方を誇る。三陸海岸では四季いろいろな魚貝がとれ、浜の人たちだけでなく、内陸の人々の食膳もにぎわす。
田舎の本屋で購入

このカテゴリーの記事 - 日本の食生活全集
おすすめの記事