聞き書 千葉の食事 南総丘陵の食より
■夜―さつまいも飯、じゃがいもと大根のおつけ、さんまの煮つけ、きどろ、うりとなすの押し漬
さつまいも飯は、収穫したさつまいものくずいもをさいの目に切って米と一緒に炊く。
山で掘ったやまいもをすりおろして三杯酢で味つけたものを「きどろ」という。麦飯には最高である。あったかい味噌味のとろろ汁にすることもある。
写真:秋の夕飯
さつまいも飯、じゃがいもと大根のおつけ、さんまの煮つけ、きどろ、うりとなすの押し漬
出典:高橋在久 他. 日本の食生活全集 12巻『聞き書 千葉の食事』. 農山漁村文化協会, 1989, p.191-192