こしょの丸煮

連載日本の食生活全集

2022年06月01日

聞き書 鳥取食事 大山山麓の食より


こしょは、種をとらないで丸のまま煮てもよいが、種をとるときは、成り軸を押して種を抜きとる。なべに醤油を入れて煮たてた中にこしょを入れ、煮たったら弱火にして煮る。醤油をたくさん入れ、煮汁が少なくなるまで煮つめるとつくだ煮のようになり、塩気はからいが日もちがする。ごはんのお菜によく合い、暑い夏、食が進む。

 

出典:福士俊一 他編. 日本の食生活全集 31巻『聞き書 鳥取の食事』. 農山漁村文化協会, 1991, p.221-221

関連書籍詳細

日本の食生活全集31『聞き書 鳥取の食事』

福士俊一 他編
定価3,038円 (税込)
ISBN:9784540910036
発行日:1991/10
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5 382頁

日本海側有数の漁港=賀路・境港のある鳥取県は、魚、えび、かに、貝と海の幸が多彩。磯場の夏泊海岸の海女漁は豊臣時代からの歴史をほこる。因幡の山間、伯耆富士=大山の山麓には山の幸たっぷりの食生活が。
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