ライスカレー、マヨネーズ、コロッケ―日常の食生活

連載日本の食生活全集

2022年07月14日

聞き書 東京の食事 武蔵野台地の食より

夜―ライスカレー、野菜のマヨネーズかけ、ぬか漬
日が長く、暗くなるまで働くから、くたくたになって帰ってくるとすぐ夕飯のしたくをする。ライスカレーに、たっぷりの野菜をマヨネーズで食べたり、さっぱりしたなすやきゅうりのごまあえなどもつくる。ぬか漬こうこは山のように出してもすぐなくなる。
麦飯に変わりばえしないおかずしかないときは、味噌汁のかわりに、たっぷりの野菜を油で炒めたスープに、鶏肉やさばの缶詰を少し入れたりする。
そのほか、糸こんぶといんげんの煮もの、なすの皮に、縦横斜めに切りこみを入れて醤油で煮たなすの煮もの、らっきょう漬やきゃらぶきを出すこともある。

写真:夏の夕食
たまにつくるライスカレーは食欲をそそる。野菜にマヨネーズをかけたものとこうこを添える。

 

出典:渡辺善次郎 他. 日本の食生活全集 13巻『聞き書 東京の食事』. 農山漁村文化協会, 1988, p.196-198

関連書籍詳細

日本の食生活全集13『聞き書 東京の食事』

渡辺善次郎 他編
定価3,038円 (税込)
ISBN:9784540870989
発行日:1988/2
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5判上製 384頁

昭和初期、巨大都市・東京人は何を食べ、どう暮らしていたか。下町と山の手、都市部と農村部に目配りしつつ、深川・本所・日本橋から世田谷・葛飾・大森・奥多摩・伊豆大島などでの四季折々の食事の世界を再現する。
田舎の本屋で購入

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