魚は煮たり焼いたりして、いつも食卓に――日常の食生活

連載日本の食生活全集

2023年08月02日

聞き書 鳥取の食事 弓浜半島の食より

昼飯――麦飯、味噌汁、えんどうの煮もの、煮魚
百姓の昼の菜は汁だ。じゃがいも、かんぴょのはらわたなどを入れて味噌汁にする。そのほか、えんどうを炊いたり、かれいやいわしなどを炊いて食べる。

写真:夏の昼飯
上:えんどうの煮もの、かれいの煮つけ/下:麦飯、味噌汁(じゃがいも、いい干し)

 

出典:福士俊一 他編. 日本の食生活全集 31巻『聞き書 鳥取の食事』. 農山漁村文化協会, 1991, p.250-250

関連書籍詳細

日本の食生活全集31『聞き書 鳥取の食事』

福士俊一 他編
定価3,850円 (税込)
ISBN:9784540910036
発行日:1991/10
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5上製 382頁

日本海側有数の漁港=賀路・境港のある鳥取県は、魚、えび、かに、貝と海の幸が多彩。磯場の夏泊海岸の海女漁は豊臣時代からの歴史をほこる。因幡の山間、伯耆富士=大山の山麓には山の幸たっぷりの食生活が。
田舎の本屋で購入

このカテゴリーの記事 - 日本の食生活全集
おすすめの記事