秋の野菜やいも類をどっさり使って――日常の食生活

連載日本の食生活全集

2023年09月07日

聞き書 群馬の食事 吾妻の食より

おいはん――けんちんうどん、じゃがいもの煮つけ、ごんぼの味噌漬
日が早く入るころになると、おいはんのしたくも早くとりかかれる。秋の野菜を使ってけんちん汁をつくることがある。それをうどんにかけて食べると、けんちんうどんになってうまい。力もわいてくるようだ。里芋をつくらないので、里芋のかわりはじゃがいもである。じゃがいものけんちんや、じゃがいもの煮つけがごはんのおかずになることもある。さつまいもはたくさんとれるので、さつまいもを煮ることもある。とうもろこしがとれるようになると、とうもろこしを焼いたり、ゆでたりして食べる。

写真:秋のおいはん
あわ飯、けんちんうどん、じゃがいもの煮つけ、ごんぼの味噌漬

 

出典:志田俊子 他編. 日本の食生活全集 10巻『聞き書 群馬の食事』. 農山漁村文化協会, 1990, p.84-85

関連書籍詳細

日本の食生活全集10『聞き書 群馬の食事』

志田俊子 他編
定価3,850円 (税込)
ISBN:9784540900051
発行日:1990/6
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5上製 384頁

かかあ天下に空っ風の上州は「粉もの王国」。「おきりこみ」の味は絶品で、夕食には"つるつる"の音が家中に広がる。みそまんじゅうやおやきも詳しく紹介。
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