何杯もおかわりするどじょうのけんちん汁――日常の食生活

連載日本の食生活全集

2024年01月09日

聞き書 栃木食事 渡良瀬川流域輪中の食より

おいはん――手打ちうどん、どじょうのけんちん汁、大根の泡漬と味噌漬
むらの水車でひいた地粉で、女は腕によりをかけて、家族のためにうどんを打ちあげる。したじ(つけ汁)は地元でとってきたどじょうのけんちん汁である。このけんちん汁で食べるうどんの味は大変おいしく、うどんもしたじも、何回となくおかわりをする。どじょうは小さいものを使うので、丸のまま食べる。

写真:冬のおいはん
手打ちうどん、大根の泡漬と味噌漬、どじょうのけんちん汁

 

出典:君塚正義 他編. 日本の食生活全集 9巻『聞き書 栃木の食事』. 農山漁村文化協会, 1988, p.242-245

関連書籍詳細

日本の食生活全集9『聞き書 栃木の食事』

君塚正義 他編
定価3,850円 (税込)
ISBN:9784540880322
発行日:1988/8
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5上製 384頁

鮭食の伝統「しもつかれ」、伝統行事に食の歴史をとどめる栃木の食。海なし県栃木で多用される川魚、里芋。山と川と里の国栃木の習俗、行事、暮らし、食の姿を伝える。
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