おかわりを重ねるとろ飯――日常の食生活

連載日本の食生活全集

2024年09月13日

聞き書 栃木食事 渡良瀬川流域輪中の食より

あさめし――いも飯、でいこんと里芋のおつけ、あみのつくだ煮、白菜やしゃくしなの塩漬
涼しくなると、ごはんはまたいも飯にする。おつけの実は、でいこんのせん切りと里芋がおいしい。里芋の煮っころがしもつくるが、忙しいので、買ったあみのつくだ煮でまにあわせることもある。

写真:秋のあさめし
上:〔左から〕しゃくしなの塩漬、あみのつくだ煮/下:いも飯、でいこんと里芋のおつけ

 

出典:君塚正義 他編. 日本の食生活全集 9巻『聞き書 栃木の食事』. 農山漁村文化協会, 1988, p.255-256

関連書籍詳細

日本の食生活全集9『聞き書 栃木の食事』

君塚正義 他編
定価3,850円 (税込)
ISBN: 9784540880322
発行日: 1988/8
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5上製 384頁

鮭食の伝統「しもつかれ」、伝統行事に食の歴史をとどめる栃木の食。海なし県栃木で多用される川魚、里芋。山と川と里の国栃木の習俗、行事、暮らし、食の姿を伝える。
田舎の本屋で購入

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