聞き書 栃木の食事 渡良瀬川流域輪中の食より
■あさめし――いも飯、でいこんと里芋のおつけ、あみのつくだ煮、白菜やしゃくしなの塩漬
涼しくなると、ごはんはまたいも飯にする。おつけの実は、でいこんのせん切りと里芋がおいしい。里芋の煮っころがしもつくるが、忙しいので、買ったあみのつくだ煮でまにあわせることもある。
写真:秋のあさめし
上:〔左から〕しゃくしなの塩漬、あみのつくだ煮/下:いも飯、でいこんと里芋のおつけ
出典:君塚正義 他編. 日本の食生活全集 9巻『聞き書 栃木の食事』. 農山漁村文化協会, 1988, p.255-256