たけのこの木の芽あえ

連載日本の食生活全集

2020年05月21日

聞き書 奈良の食事 大和高原の食より

たけのこはやぶによく生えるので、貯蔵せず、その季節に生を使う。
たけのこの土を落とし、皮をむいて米ぬかでゆがき、あく抜きしたあと水洗いをする。さんしょうの若芽、味噌、中白(やや黄色味を帯びた砂糖)、酒をすり鉢に入れてすり、ゆがいたたけのこの薄切りを入れてあえると、木の芽の香りが口に広がり絶品である。

 

出典:藤本幸平 他. 日本の食生活全集 29巻『聞き書 奈良の食事』. 農山漁村文化協会, 1992, p.154-154

関連書籍詳細

日本の食生活全集29『聞き書 奈良の食事』

藤本幸平 他編
定価3,038円 (税込)
ISBN:9784540920035
発行日:1992/10
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5 376頁

青丹よしといわれた奈良の都、法隆寺を仰ぐ斑鳩の里から山深い吉野・十津川郷まで、その歴史・民俗・食べ物を古老からの聞き書きと写真で記録。東大寺の結解(けっけ)料理など、各地の寺社料理も紹介。
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