聞き書 香川の食事 東さぬきの食より
春から初夏に芽吹いたいばら(さるとりいばら)の若葉をとってきてよく洗っておく。
もち米七、うるち米三の割合でひいただんごの粉に、水を加えて耳たぶくらいの固さに練り、中に小豆の粒あんやこしあんを入れて丸める。これをいばらの葉で包んで蒸し器で蒸す。約一五分ほど蒸すとできあがる。
しばもちは、小麦粉に炭酸を混ぜてつくることもある。
出典:井上タツ 他. 日本の食生活全集 37巻『聞き書 香川の食事』. 農山漁村文化協会, 1990, p.36-37
2020年05月27日
聞き書 香川の食事 東さぬきの食より
春から初夏に芽吹いたいばら(さるとりいばら)の若葉をとってきてよく洗っておく。
もち米七、うるち米三の割合でひいただんごの粉に、水を加えて耳たぶくらいの固さに練り、中に小豆の粒あんやこしあんを入れて丸める。これをいばらの葉で包んで蒸し器で蒸す。約一五分ほど蒸すとできあがる。
しばもちは、小麦粉に炭酸を混ぜてつくることもある。
出典:井上タツ 他. 日本の食生活全集 37巻『聞き書 香川の食事』. 農山漁村文化協会, 1990, p.36-37
日本の食生活全集37『聞き書 香川の食事』
井上タツ 他編
定価3,038円 (税込)
ISBN:9784540900068
発行日:1990/08
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5 384頁
じゃこだしで食べるさぬきうどん、さわらでつくる魚ばっつおのごちそう、行事に欠かせない鮒のてっぱい。讃岐三白の伝統をひく食べものと溜池からの恵みを聞き書きする。
田舎の本屋で購入