聞き書 アイヌの食事 静内地方の食より
干したかぼちゃを用いる。ニコロマメはしわがのびるまで炊いてから汁をきっておく。干したかぼちゃをお湯で十分にもどし、それをなべに入れて水を加え、その上にニコロマメを入れて炊く。しばらく炊いてかぼちゃが溶けたころに塩を一つまみ入れて、さらに魚脂を大さじ二、三杯入れて炊く。
秋につくり、これだけで食事になる。
出典:萩中美枝 他編. 日本の食生活全集 48巻『聞き書 アイヌの食事』. 農山漁村文化協会, 1992, p.43-43
2022年09月13日
聞き書 アイヌの食事 静内地方の食より
干したかぼちゃを用いる。ニコロマメはしわがのびるまで炊いてから汁をきっておく。干したかぼちゃをお湯で十分にもどし、それをなべに入れて水を加え、その上にニコロマメを入れて炊く。しばらく炊いてかぼちゃが溶けたころに塩を一つまみ入れて、さらに魚脂を大さじ二、三杯入れて炊く。
秋につくり、これだけで食事になる。
出典:萩中美枝 他編. 日本の食生活全集 48巻『聞き書 アイヌの食事』. 農山漁村文化協会, 1992, p.43-43
日本の食生活全集48『聞き書 アイヌの食事』
萩中美枝 他編
定価3,850円 (税込)
ISBN:9784540920042
発行日:1992/11
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5判上製 344頁
すべてのものに神宿る-自然との共生に貫かれた北の民族の清廉な食文化。道内各地の古老を語り部に、今、ここに再現。山野草、魚介、鳥獣-自然の恵みを生かしきるアイヌ民族の食の英知をまとめた初めての本。
田舎の本屋で購入