聞き書 大阪の食事 天満雑貨商の食より
■朝ごはん――えんど豆ごはんのぶぶ漬、きゅうりのどぶ漬、梅干し
えんど豆の季節になると、毎日のようにえんど豆のごはんを炊いて食べる。そして翌日の朝はぶぶ漬にする。えんど豆ごはんとそらまめごはんは家族全員の好物である。
きゅうりとなすびのどぶ漬(ぬか味噌漬)、浅漬は夏に毎日食べる。
写真:夏の朝ごはん
上:梅干し、お番茶/下:ぶぶ漬にするえんど豆入りの冷やごはん、きゅうりのどぶ漬
出典:上島幸子 他編. 日本の食生活全集 27巻『聞き書 大阪の食事』. 農山漁村文化協会, 1991, p.84-86