なすは七色、重宝に使う―日常の食生活

連載日本の食生活全集

2021年08月17日

聞き書 神奈川の食事 相模原台地の食より

昼飯―麦飯茶漬、なすの油味噌、なすのきざみ漬
とりわけ忙しい時節なので、朝の麦飯にお茶をかけて食べる。とれたてのなすの油味噌も手早くできておいしく、腹の足しになる。なすをきざんで塩もみした即席の早漬も新鮮でおいしい。

写真:夏の昼飯
なすの油味噌、なすのきざみ漬を添え、朝の残りの麦飯にお茶をかけて食べる。

 

出典:遠藤登 他. 日本の食生活全集 14巻『聞き書 神奈川の食事』. 農山漁村文化協会, 1992, p.149-149

関連書籍詳細

日本の食生活全集14『聞き書 神奈川の食事』

遠藤登 他編
定価3,038円 (税込)
ISBN:9784540920028
発行日:1992/7
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5 384頁

和洋中が勢揃いの横浜のハイカラ料理、古都鎌倉の伝統食から、相模野の恵み、山・川・海の幸を集めた県内各地の素朴な郷土料理まで、地元のお年寄りからの聞き書きをもとに再現。写真つきで記録。
田舎の本屋で購入

このカテゴリーの記事 - 日本の食生活全集
おすすめの記事