聞き書 山口の食事 周防南部の食より
ち貝のむき身の炊きこみ飯である。大潮のとき、近くの磯でち貝をとってきてつくる。旧暦六月十七日の厳島神社祭りのごちそうには欠かせない。
ち貝はゆでて身をとり出し、ゆで汁で洗う。にんじんをせん切りにし、ゆでたち貝と一緒に米に混ぜ、醤油と砂糖で味つけして炊きこむ。
出典:中山清次 他編. 日本の食生活全集 35巻『聞き書 山口の食事』. 農山漁村文化協会, 1989, p.256-256
2022年06月13日
聞き書 山口の食事 周防南部の食より
ち貝のむき身の炊きこみ飯である。大潮のとき、近くの磯でち貝をとってきてつくる。旧暦六月十七日の厳島神社祭りのごちそうには欠かせない。
ち貝はゆでて身をとり出し、ゆで汁で洗う。にんじんをせん切りにし、ゆでたち貝と一緒に米に混ぜ、醤油と砂糖で味つけして炊きこむ。
出典:中山清次 他編. 日本の食生活全集 35巻『聞き書 山口の食事』. 農山漁村文化協会, 1989, p.256-256
日本の食生活全集35『聞き書 山口の食事』
中山清次 他編
定価3,850円 (税込)
ISBN:9784540890017
発行日:1989/4
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5 382頁
日本海、響灘、周防灘の三つの海に囲まれる山口県は、西日本の陸海交通の要衝。維新以来、歴史を動かしてきた地の人々の暮らしの呼吸と食べものを伝える。
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