じゃがいもときゅうりのあんかけ

連載日本の食生活全集

2022年07月20日

聞き書 富山の食事 砺波散居村の食より


夏には、じゃがいもときゅうりのあんかけをつくる。じゃがいもは大きめに切り、きゅうりは、がんだれきゅうりという大きいものを皮をむいてぶつ切りにする。一緒に煮て味噌のたまりで味つけし、煮汁にじゃがいもでんぷんを溶き入れ、薄あんをかける。
でんぷんは、じゃがいもがとれたときに町で加工してもらう。これを使い、あんかけ料理をよくつくって食べる。からだが温まるので、冬に喜ばれる。

 

出典:堀田良 他. 日本の食生活全集 16巻『聞き書 富山の食事』. 農山漁村文化協会, 1989, p.51-52

関連書籍詳細

日本の食生活全集16『聞き書 富山の食事』

堀田良 他編
定価3,038円 (税込)
ISBN:9784540890048
発行日:1989/10
出版:農山漁村文化協会(農文協)
判型/頁数:A5判上製 376頁

蜃気楼があらわれ、ほたるいかが群遊する富山湾は地元の人たちの魚溜め。立山から発する水が開いた平野は富山の人たちの米びつ。生きのいい魚と米と水がつくる富山の食。
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